『 鯉のぼり 』


五月に入りました。と、同時にゴールデンウイークに突入 ― 。京都の街は、以外と、自動車の数が少なく、静かです。
こゝ、般若林は自主稽古に来た塾生の「声出し」の稽古の声が聞こえるだけで、近隣の中学、高校は休みなので、あたりは静かです。
般若林の玄関の前に植えてある花菖蒲が四輪蕾を開きました。細い軸の先に、深い紫色の花が生きいきと咲いています。はなやかなさつきの花の色とはちがって、花菖蒲の紫は、しっとりとおちついた気分にしてくれます。こゝしばらくは塾へ来られるお客様の心を安らかにしてくれることでしょう。
五月といえば「端午の節句」― 。
晴れ上った五月の空に鯉のぼりが泳いでるのを以前はよく見かけましたが、近頃はほとんど見なくなりました。時折マンションのベランダに子供さんの手作りでしょうか、可愛らしい紙で作られた鯉のぼりがかけられてるのを目にします。端午の節句は男の児のお祭り ― 。鯉のぼりを上げることで、我が子の健康と成長に感謝し、ゆく末ますますの健康と成長、出世を念った親心は大切にしたいものです。