Author Archive: おさだ塾

『 秋の先ぶれ 』

台風一過 ―― というわけでもないのに、 なんという今日の涼しさでしょう。 少し体がびっくりしています。 空の色も、もう秋の透明な青 ―― 。 自然の力の「凄さ」に、今更ながら「感動」です。でもこの涼しさはいっときで、又暑くなるとか、「少しは手加減して下さいね」と胸のうちでつぶやいています。 毎年思うのですが、何故か夏の終わりには一抹の淋しさを感じます。不思議なようですが、これは生きものの人間とし…
続きを読む

『 盛夏 』

真夏の午下がり ―― 。 あたりは森閑と静まり返っています。 暑さに耐え、何もかもがじっと息をひそめているようです。 蝉の声すら聞こえません。何か別世界にいるようで、ちょっと不思議な感覚です。 めずらしく稽古場も、今日は用う人も居ず、ひっそりと休息しているようで、「いつも有難う、こんなに静かなのは久しぶりね」―― 心の中でつぶやきました。 真夏の花の芙蓉もさすがにぐったりとしています。庭の緑もいつ…
続きを読む

『 酷暑 』

容赦なく照りつける太陽に、「もういい加減に雨を下いさよ」 と いいたくなります。 本当に今年の夏は雨の降ることが少く 夕立すら降ってくれません。その割に「渇水」「琵琶湖の水不足」と言う言葉があまり聞かれないのはどうしてなのでしょう。 そうした一方で、水害がおこるほど降っているところもあります。狭いようでもやはり 一つの「国」ともなると それなりにいろんな気候が存在するのですね。 般若林の庭の木々の…
続きを読む

『 未だ梅雨(いまだつゆ) 』

いつになったら、すっきりとしたお天気になるのだろう ―― 。むしむしとした暑苦しい気候に いささかうんざりしています。でも、雨は降っても大きな水害もなく過ごせていることに感謝しないと、被害をこうむられた方々に申訳ありません。本当に沢山の方が大変な思いをなさっていると思うと胸が痛みます。一日も早く、元のくらしを取り戻されますように。 お蔭様でおさだ塾は、平穏な日々を過ごさせていただいて居ります。ここ…
続きを読む

『春のなごり』

少し前、美しい声を聞かせてくれた うぐいすは、あれ以来、一度も歌ってくれません。今日も多分 ―― 。そう思うと、あの夕ぐれ前のひとときが とても、いとほしい、大切な時間だったんだなと、惜しむ気持ちでいっぱいになります。 季節の移り変わりを見事に見せてくれる般若林に 又しても感謝です。 佛教大学四条センターでの『 「絵本の読み聞かせ」を楽しもう 』講座、今月は二十六日(土)です。三時半 ~ 五時まで…
続きを読む

『かきつばた』

今日もさわやかな五月晴れ ―― 。本当にこのところは「五月」にふさわしい いい気候がつづいています。 般若林のお隣は、以前、成基学園といったのですが、今はマンションになっています。オーナー(だと思います)のお方(女性)が とてもお花が好きで、いつも本当にまめにお世話をなさっています。そのお蔭でしょう、いろんな沢山のお花が育っています。杜若も見事なほど、太くたくましい花茎で、見事な花を咲かせそうです…
続きを読む

『素敵な たそがれ』

日暮れ前、めずらしく鶯が鳴いています。こんな季節はずれ(?)に どうしてかなと思い乍らも、心たのしく耳を傾けています。おそらくお隣の塔頭 長得院様の林で鳴いているのでしょう。 たのしみは束の間、すぐにたそがれて来ました。正直なもので そうなるともう一声も啼いてくれません。また明日聞けるかどうか、でも久しぶりに美しいたそがれの一刻を プレゼントしてくれました。やはり般若林は恵まれたところです。 今か…
続きを読む

『五月の花』

今日も降り出しそうな暗い空です。ここしばらく雨が少なかったので、庭の樹々や草花たちも 天を見上げて雨を待っているでしょう。 それにしても自然は本当に偉大で、立派ですね。何のてらいもなく只あるがまま、そしてあらゆる生命を生かしてくれます。雨であれ、お天気であれ、いろんな天候があってくれることが、どれほど幸せなことか ―― 。 こんな当り前のことを、あらためて言葉にしたくなるのは、どういうことなのでし…
続きを読む