最近の更新

『 地蔵盆 』

きのうまで、京のあちこちに見られた「地蔵盆」の行事。 各町内毎に、子供を楽しませる映画や花火、時にはマジックなど、いろいろと趣向をこらして行われる。本来の宗教行事としての色は薄くなっているとはいえ、子供たちにとっては一寸いつもとは違うハレの日である。 夏休みが間もなく終わることを改めて思い出し、出来ていない宿題に「どうしよう」と思うのもこの頃である。残りわずかな夏休みの最後の「遊び」の時、お地蔵様…
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『 ゆく夏 』

京の夜空を染めて五山に送り火が点され、この世とあの世をつなぐお盆の行事が終わりました。 いよいよ夏が去っていく ―― そんな感傷がふとよぎります。 一方、甲子園では毎日、球児たちの熱戦が繰り広げられています。 熱戦を中継するアナウンサーの方々も、それぞれに御苦労があるようです。 かなり前のことですが、その方は放送の担当が決まるとすぐ、資料の蒐集・調査は勿論のこと、放送当日には必ず朝一番に球場に入ら…
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『 暑さの中で 』

猛暑、酷暑、記録更新 ―― 。 連日そんな言葉が飛び交っています。いつになったら治まってくれるのか、本当に「もう、いい」といいたくなります。 そんな中、日盛りに草とりをしたり、落葉を掃き集めたりする塾生がいます。 「今日は外での作業は止めなさい」といわれても、「はい」といい乍らやめません。 「こんな日に外で仕事して倒れても、“バカだ”といわれるだけだから。早く止めなさい」―― 。何度もいわれてやっ…
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『 やがて八月 』

七月の京都は祇園祭一色にぬりつぶされる。鉾町以外の方々にとってはかかわりない事だろうが、それでも街中が祭礼の雰囲気になるのは、これも又、伝統の力だろうか。 そして八月。子供たちにとっては何よりもうれしい夏休みである。甲子園では今年も又、高校球児たちの熱い戦いがくりひろげられ、沢山の涙と感動を日本中に与えてくれるだろう。 又、津軽平野のねぶた祭り、山形の花笠踊り、阿波踊りなど、各地で夏祭りが華やかに…
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『 祇園さんの神威 』

十七日、奇跡的といっていい状況の中で山鉾巡行が行われました。他所では増水、氾濫、山崩れ ―― 痛ましい被害が相ついでおこっている最中に、京都は何と恵まれているのでしょう。 鉾町の方々なら「これこそが祇園さんの神威」と、胸を張っておっしゃるでしょう。 それにしても、ニュースを見乍ら感心していたのですが、「小雨決行・大雨強行」―― これが巡行の時の決まりごとだとか。「雨くらいへっちゃらですわ」―― お…
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『祇園祭』

四条通りをはじめ辻々に鉾が立ち、祇園祭の気分が一気に高まっています。毎年巡行の日が晴れてくれるかどうか心配する時期ですが、今年はどうやら台風が来るのが確実らしく、沢山の方々の念いも通じないようです。 この日をめざして京都へ来られる沢山の方々、そして精魂傾けて巡行が無事執り行われるよう精進される鉾町の方々の為にも、晴れてほしいと京都人なら誰もが思うことでしょう。せめて二十四日の後祭りは、順調に行われ…
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『可愛いお客さま』

つい先ごろ、塾に可愛いお客さまがありました。 宮崎県綾町 綾中学校の生徒さんです。 修学旅行の研究テーマに“京ことば”を選び、いろいろと調べた結果、KBS京都で京ことばの良さを伝える番組のあることを知り、局に連絡、プロデューサーに連れられて、その番組を担当していたおさだ塾へ来られたというわけです。 かなり前から連絡を受けていましたから、その日を楽しみにしていました。 思った通り、赤い頬っぺの可愛い…
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『ラジオ放送今昔』

少し古い話をしよう。 戦後、日本が復興の歩みを一段と強くしていったころ。マス・メディアは新聞とラジオだけだった。 ラジオといってもNHKだけ。大阪BKは今年開局九十周年、京都OKは今月二十四日で八十三周年を迎えた。 そして昭和二十六年、民放が新たにスタートした。何分、ほとんど経験のない人間が、未知の事業に立ち向かったのだから、それこそテンヤワンヤであった。まして重役たちは現場の事など全く御存知ない…
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荒々しいお天気

梅雨の晴れ間という言葉がありますが、今年の梅雨は本当に「楽」といっていいのかどうか、長く降り続くということがありません。もっともそれは自分の身近な地域に限ってのことで、九州や関東、東北の方々は酷い風雨に苦しんで居られます。どうしてこんな荒々しい気候になったのか、人間の心の荒みがそのままお天気に写されているのでしょうか。長く四季のうつろいを愛でて来た日本人にとって、本当に辛く、哀しく、「何に対して」…
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『 雨 』

去る六月三日に近畿地方もつゆ入りしたようで、予報通りの曇りや雨の日が多くなりました。これから一ヶ月程、湿度の高いじめじめしたむし暑い日が続くのではないかと思うと、気分も滅入りがちです。 けれど、雨も亦いいもので、しとしと降るやさしい雨を受けて、色鮮やかに咲き匂う紫陽花には、安らぎを覚えます。 般若林の紫陽花も咲き始めて、しばらくたのしませてもらえます。 「つゆ」は「梅雨」とも、又「黴雨」とも書かれ…
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