月別アーカイブ: 2014年12月

「12」

今年もあとわずかになりました。
来る年は「乙未(きのとひつじ)」歳。
この乙未歳という言い方は、古くから行われて来た暦法によりますが、それというのも木星が十二年で天を一周するところから、中国の天文学で年毎に変わる木星の位置を示す為に、天を十二分したことから始まったといいます。
そういえば、一年の月も十二月(つき)。時刻は十二刻(とき)。この他にも、「十二」に関わる言葉は驚くほど沢山あります。
十二上願は薬師如来が衆生済渡のために立てられた十二の誓い。
十二光は阿弥陀仏の光明の功徳(くどく)を十二に分けたもの。
十二神将(じゅうにしんしょう)は仏法を守護する神々のこと。
仏教ばかりではありません。十二単・十二直(じゅうにちょく)・十二段草子(じゅうにだんぞうし)・十二律・その他いろいろ、生活や文化の中にも「十二」という数が沢山生きています。
更に、イエス・キリストが多くの弟子の中から選ばれたのが十二使徒。そして十二表法はローマ最古の成文法です。又、十二進法という数の表記法もあります。宗教・民族・洋の東西を問わず共通する数の面白さ。
又、イエス・キリストの生誕をもって元年とする西暦ですが、宗教に関りなく、多くの人が何の抵抗もなく受け入れ、使っています。今は二十一世紀と、誰もが思っています。
世の中のあらゆる事がこのように、宗教・国家・民族を超えて共通し、受け入れられたなら、どんなに素晴らしいことでしょう。
世界平和も決して夢ではなくなります。
現実が厳しければ厳しいほど、そんな平和な世界のおとずれることを、切に切に祈ります。

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12月24日………

12月24日 ―― 。街に明るい音楽が流れ、ケーキ屋さんが声を枯らすクリスマス・イブです。

でも、おさだ塾にとってはちょっとちがう意味の日になります。

塾を創られた長田純先生のお誕生日 ―― それが12月24日なのです。

「キリストさんより一日早いんだ」と、よく冗談をおっしゃってました。

ケーキをいただいく時も、「メリークリスマス」でなく「お誕生日おめでとうございます」でした。

この季節になるといつもその時のことを思いだします。

さて、おさだ塾では、12月27日に塾の大掃除をします。普段の手ぬきをいささか後めたく思わされる日です。

毎年、今年こそやりのこしのないようにと思い乍ら、いつも心残りの多い年の暮。
でもせめて、近しい人との交わりでは、心残りのないように心がけましょう。
「いつ、その方がいらっしゃらなくなっても、悔いのないおつきあいをせよ」と先生に教わりました。去年まで年賀状のやりとりをした方が今年はいらっしゃらない ―― そんなことだってあるのですから。

 

粟津の脚本もいよいよ出来上がります。出来上がり次第すぐに印刷、27日には台本配布の予定です。

年末年始、塾生は台本との「対決」になります。好きだからこそ出来る、そして一番たのしみなときです。

皆さまはどんな年越しをなさるのでしょう。

お幸せ多きことを祈ります。

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御礼申し上げます

12月13日、塾生によるささやかな発表会を何とか事故なく、終えさせていただきました・有難うございました。

本当につたない発表会でしたが、初めてお越しくださったお方もあり、本当に有難く、嬉しく思って居ります。

仕事の都合で参加出来なかった塾生も多く、ほんの少人数の出演でしたが、それでも皆さま最後まで御参加下さり、感謝以外の何ものでもありません。本当に有難うございました。

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今日の劇団

2014-12-1
今日は。お変わりございませんか。この2・3日の冷え込みのせいか般若林の庭は、すっかり冬枯れの色に変わりました。でもここ般若林には実の成る木が沢山あって、柿は渋柿ですが、今年も赤い実をつけています。吊し柿やさわし柿にすると、それはそれは美味しい御馳走になります。又、みかんでもなし、柚子でもなし、でも見たところは大きなみかんか橙のような実を成らす木もあります。残念乍ら、美味ではありません。カリンはもうすっかり実を落としてしまいました。

そんな自然に恵まれた般若林ですが、二階の稽古場では今日もドンドン、バタバタ、大きな足音やワァーワァー、キャーキャー、さわがしい声が階下にいる者を驚かせます。13日の発表会の為の稽古でしょうが、それにしてもどんなものに仕上げてくれるのか、心配でもあり、楽しみでもあります。

脚本を書いたのは、河田洋志と梶田明子。場所設定は喫茶店。そして「出会いと別れ」と言うテーマで、それぞれが書いたそうです。

「中味はどう?」「稽古はすすんでる?」と演出の斉藤維明に訪ねると、「さぁ…」と頭をひねるばかり。でも、それぞれに持てる力を出し合って頑張ってくれているようです。

来春の公演の準備も少しずつ進んでいます。12月中には脚本も上がりますし、又、新しいお知らせが出来ると思います。どうぞお楽しみに。

 

今日は滋賀県の菓子舗、たねやさんの日牟禮の舎へ行って来ました。

いつ行ってもお客さんの多さに驚きます。

お店の人たちはいつも生き生き、会長の奥様も社員の先頭に立って働いておられます。

二人の後継者(限CEOとクラブ・ハリエの社長)も、それぞれに自分を研く勉強会を持たれてました。大きくなるお店には、やはりそれなりの理由があるのですね。

日牟禮の舎の玄関にも中にも、いつも山野草が置かれていますが、決してはなやかではありません。でもじっと見ていると自然の中にある時の姿が目に浮かぶようで、何ともいえない味わいのある素朴な美しさです。きっとこれがこのお店の心なのでしょう。

八幡堀の紅葉も水に映えて美しく、近江八幡の秋は今が見頃のようです。久しぶりにさわやかな半日を過ごして来ました。

碧川萌子

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リニューアルオープン

長らく怠けて居りました。お許し下さい。これからはもっとマメに、新たな情報を発信して参ります。

おさだ塾の本拠地般若林は、今、素晴らしい黄葉紅葉の季節を迎えております。
少し前まで美しい萩紅葉をみせていた宮城野生まれの萩が、少し枯れ色に変わって来ました。銀杏の黄葉も陽射しにあざやかに輝いています。楓の赤・朱・橙・柿色・黄色そして緑など、実に多彩な紅葉が、般若林を美しく彩ってくれています。今更ながら素晴らしい場所に居させていただいている幸せを感じて居ます。
さて肝心の演劇活動ですが、近くは12月13日(土)、ごくごく小さな発表会を致します。
塾生自身が脚本を書き、稽古をして、ごく親しい人たちにだけ見ていただく会で、又、物語なども致します。一年間の感謝の気持ちと成長した塾生の姿を見ていただく発表会です。
大きな顔をして、お越し下さいとは言えない、ごく内輪の会です。もし、興味がございましたらお気軽に御連絡を頂ければ嬉しく思います。時間は午後2時30分から午後4時30分を予定しております。勿論無料です。

また、来年の春の小さな劇場の準備も進んでおります。粟津もと・作 斉藤維明・演出の「春一番今昔亭狂騒曲」です。詳細は又改めてお知らせ致しますので、お楽しみにお待ち下さい。

これからは、いよいよ寒さもまして参ります。このページを見て下さった皆さま、どうぞお風邪など召しませんように。

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