約33年前の春の自主公演「香月美鈴一座 大阪編」の写真が出てきました。
おさだ塾の春の公演では珍しいシリーズ物語で、
大衆演劇の一座(香月美鈴一座)が公演のために訪れた土地で
様々な出逢いやトラブルを物語にした人気シリーズでした。
楽屋を中心とした物語の他、舞踊・歌謡ショーも楽しんで頂きました。
年代を感じる写真ですが、どうぞお楽しみください。
























「町かどの藝能」は、秋の清々しい青空のもと行われる野外劇です。ですがお天気さんは気まぐれ。うまいこと青空をもたらしてくれるとは限りません。そんな時は、普段お稽古場として使わせていただいていた二階の広間が、急遽会場に早変わり。お客様には、お馴染みの芸能の数々から、舞台ではなかなかご披露できない平場の静かな商い唄まで、お座布に座ってゆっくりとご堪能いただきます。そして雨のやみ間には、軒下に屋台を並べてささやかな平場を展開したり、軒下の近くに臼を置いて粟餅の曲づきもご披露します。小雨の中、傘をさしながらご覧になって下さったお客様方、本当にありがとうございました。
雨の日の「町かどの藝能」の記録です。
二人きりで暮らす老齢の姉妹、よしゑとかよ。認知症を患う姉のよしゑを、妹のかよは献身的に介護する。
徘徊を繰り返し、目をはなすとすぐにどこかへ行ってしまうよしゑに、かよは振り回される。しっかりものだった姉が変わっていってしまう様子に、かよの心は重く暗く締め付けられる。だが、夢の中をふわふわ漂っているようなよしゑは、まるで子どものように無邪気で純粋で、愛にあふれている。
そんな二人を、周囲の人々は優しく気遣う。近所の子ども達、民生委員の定岡さん、商店街にある食堂のご主人、通りすがりの見知らぬ人までも――
周囲の人々の温かい愛に支えられ、二人は笑顔を絶やさずに暮らしている。
そんなある日、莫大な借金を作って失踪し、連絡がとれなくなっていたよしゑの一人息子安之が、ひょっこり帰ってきた――
苦しく辛い日常を送りながらも、真っ直ぐ前を向きしっかりと足を踏みしめて人生を歩いて行く人々の、愛の物語です。
2017年「春の小さな劇場」の写真を集めました。
稽古風景
うららかな春の日和の中、滋賀県大津市のお寺「月心寺」様では、聖徳太子様のお祭り「太子祭」が毎年催されていました。おさだ塾は月心寺庵主様とのありがたいご縁をいただいて、その太子祭にて「町かどの藝能」奉納上演をさせて頂いておりました。
さわやかなそよ風に桜が舞う緑豊かな美しい境内にて、優しいお客様に見守られての公演は贅沢で貴重な勉強の場でした。
月心寺様の境内は中央に大きな石灯籠がある三方正面の特徴的な場所で、いつもの平舞台とは違った演出での芸能をご披露することができました。
「今年は何をしようか」「どんなお話をしようか」「どんな風に観ていただこうか」とあれこれ考えて工夫致しましたのが、とても楽しい思い出です。
月心寺様ならではの、いつもとちょっと違う芸能の数々をご覧ください。