粟餅の曲づき


トトン トトン トトン トトン・・・
「さあ、さあ、さあ、粟餅やにござりまーす」
軽やかな太鼓の音に合わせて粟餅やは陽気に、威勢よく臼を担いでやってきます。
「粟餅の曲づき」はにぎやかで楽しくて、しかも美味しい商いです。

臼どりさんのキレの良い采配に合わせて、杵を持ったつき手たちは軽やかに踊りながらお餅をつき上げます。勢いよく杵を振り上げたかと思うと、臼と水桶の狭い間を器用にすり抜け、つき手たちは、時に強く時に繊細に杵を使い、粟ともち米を見事な黄金色の粟餅につき上げます。つきたての粟餅は囃し手たちがその場でちぎり、たっぷりのきな粉をかけ、お客様のもとへお持ちします。

「美味しいものは福」「楽しいものも福」「お客様にたくさんの福をお持ち帰りいただきたい」

臼どり、つき手、太鼓、囃し手――大勢の商人たちが心を一つにしてのぞむ商いです。
躍動感あふれる写真の数々を集めてみました。

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