「ビーフシチューのできるまで」

 ある晴れた昼下がり。火にかけたビーフシチューが美味しく煮込み上がるまでのひとときを過ごす、一人の女性の生活が描かれます。

 優しい夫と可愛く活発な二人の子どもに囲まれ、幸せに暮らす主婦、祥子。家事に育児にPTAにと、目まぐるしい日々を送る彼女は、起こる出来事にびっくりしたり、怒ったりしながらも、明るく元気に暮らせることの幸せをかみしめる――

 おさだ塾ではめずらしい、一人芝居です。岡田千代先輩演出のもと、塾生斉藤浩未が熱演しました。

 2008年の春公演は、粟津もと先生が書かれた本作と、塾生西村論士が書きました「一人芝居屋」の二本立てでお送りしました。

 「一人芝居屋」は、次回たっぷりと・・・。

 

カテゴリー: おさだ塾記念館 | コメントする

雨の日も「町かどの藝能」

「町かどの藝能」は、秋の清々しい青空のもと行われる野外劇です。ですがお天気さんは気まぐれ。うまいこと青空をもたらしてくれるとは限りません。そんな時は、普段お稽古場として使わせていただいていた二階の広間が、急遽会場に早変わり。お客様には、お馴染みの芸能の数々から、舞台ではなかなかご披露できない平場の静かな商い唄まで、お座布に座ってゆっくりとご堪能いただきます。そして雨のやみ間には、軒下に屋台を並べてささやかな平場を展開したり、軒下の近くに臼を置いて粟餅の曲づきもご披露します。小雨の中、傘をさしながらご覧になって下さったお客様方、本当にありがとうございました。

雨の日の「町かどの藝能」の記録です。

カテゴリー: おさだ塾記念館 | コメントする