ありがとうございました。


おだやかな陽差しに恵まれ乍ら、無事、春の小さな劇場「春一番今昔亭狂想曲」の公演をおえさせていただきました。
有難うございます。

いつも乍ら、温かい声援を下さるファンの方々に感謝、感謝です。

東京から駆けつけてくれた先輩、岡田千代さん、吉田幸矢さんたちの力も借りて、なんとか終演に至りました。

いつもの事ですが、「もう一週間あったら」というのが、皆の本音だと思います。同じ事をくり返す「愚」を、いい加減に解消しないと、応援して下さっている皆さまに本当に申訳ないと思います。「思う存分やれました」といえる公演を一度でも持ちたい――これが俳優たちの目指すところでしょうが、まわりのどこを見ても、なかなかそういえる人たちは少ないようです。ある意味、永遠の課題かも知れません。但し、これは俳優以外の人間だからいえることで、俳優たるもの、それに甘えてはいられません。

おさだ塾では、公演の翌日から「町かどの藝能」の稽古に入ります。二十九日に仕事を控えているからです。
公演のあと、「打ち上げ」をされるのが演劇界の慣習のようですが、おさだ塾では一切そんなことは致しません。演劇人なら今日も明日も同じ――「終わった」という時はないと、教えられて来ましたから。
こんなところが「ガンコ」で「馬鹿正直」なのかも知れませんね。

間もなく般若林では桜の花が、春の盛りを知らせてくれます。
古木ですががんばって、毎年美しい花を咲かせています。
よろしければ「お花見」におこしになっては如何でしょう。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク