12月24日 ―― 。街に明るい音楽が流れ、ケーキ屋さんが声を枯らすクリスマス・イブです。
でも、おさだ塾にとってはちょっとちがう意味の日になります。
塾を創られた長田純先生のお誕生日 ―― それが12月24日なのです。
「キリストさんより一日早いんだ」と、よく冗談をおっしゃってました。
ケーキをいただいく時も、「メリークリスマス」でなく「お誕生日おめでとうございます」でした。
この季節になるといつもその時のことを思いだします。
さて、おさだ塾では、12月27日に塾の大掃除をします。普段の手ぬきをいささか後めたく思わされる日です。
毎年、今年こそやりのこしのないようにと思い乍ら、いつも心残りの多い年の暮。
でもせめて、近しい人との交わりでは、心残りのないように心がけましょう。
「いつ、その方がいらっしゃらなくなっても、悔いのないおつきあいをせよ」と先生に教わりました。去年まで年賀状のやりとりをした方が今年はいらっしゃらない ―― そんなことだってあるのですから。
粟津の脚本もいよいよ出来上がります。出来上がり次第すぐに印刷、27日には台本配布の予定です。
年末年始、塾生は台本との「対決」になります。好きだからこそ出来る、そして一番たのしみなときです。
皆さまはどんな年越しをなさるのでしょう。
お幸せ多きことを祈ります。