最近の更新

『 事はじめのころ 』

例年、十二月十三日、祇園の芸・舞子さんが井上流家元の井上八千代さんのところへ「事始め」の御あいさつに行かれます。お正月の準備をこの日から始めるという日です。一般の家庭では未だ未だそこまで手がまわらず、年末の家庭内での始末さへ、ほとんど手をつけられていないのが実状です。でも、うかつにこんなことをいうと、「そんな事ありません」というお叱りが来そうですね。その時はお許し下さい。 京都もだんだん冬らしくな…
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『 この頃 』

少し気味が悪いほど 暖かな十二月です。でも予報によると 間もなく寒気がやって来るとか。自然は それなりにきちんと移り変りつつあるのでしょう。 おさだ塾のOBの人たちの中に 現在は四国高知県で写真家として活動している人がいます。演出志望でしたので 長田先生に勧められ アルバイトを兼ねて、しばらくは撮影所のカメラ助手をしていました。今の仕事にも、きっとその頃の経験が生きているのでしょう。この上なく穏や…
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『冬の訪れ』

めっきり 冬ざれて来ました。気温は 未だけっこう高いのですが、まわりの景色が少しずつ変わって来ています。空の色も 渡る風も 心なしかこころせわしく感じます。そんな冬への足音が聞こえる中、おさだ塾の東渡り廊下に赤い可愛らしいすだれが下りはじめました。干し柿です。裏庭で採れた可愛らしい渋柿たちです。以前も作ろうとしたのですが鳥たちに全部食べられてしまって みんながっかりしていました。久しぶりに挑戦する…
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『「町かどの藝能」を終えて』

十一月も、はや中旬に入りました。暫くご無沙汰をして居りました事、お赦し下さい。『町かどの藝能』その四十四(十月十二日、十三日、十四日)の公演は晴天に恵まれて無事に幕を降ろす事が出来ました。報告と御礼が大へん遅くなりましたこと深くお詫び致します。 『町かどの藝能』は公演前の準備と、終わった後の片づけに大へん時間がかかります。今年もやっと全て終える事が出来ました。「ホッ」としたいところですが、来年春の…
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『 秋の先ぶれ 』

台風一過 ―― というわけでもないのに、 なんという今日の涼しさでしょう。 少し体がびっくりしています。 空の色も、もう秋の透明な青 ―― 。 自然の力の「凄さ」に、今更ながら「感動」です。でもこの涼しさはいっときで、又暑くなるとか、「少しは手加減して下さいね」と胸のうちでつぶやいています。 毎年思うのですが、何故か夏の終わりには一抹の淋しさを感じます。不思議なようですが、これは生きものの人間とし…
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『 盛夏 』

真夏の午下がり ―― 。 あたりは森閑と静まり返っています。 暑さに耐え、何もかもがじっと息をひそめているようです。 蝉の声すら聞こえません。何か別世界にいるようで、ちょっと不思議な感覚です。 めずらしく稽古場も、今日は用う人も居ず、ひっそりと休息しているようで、「いつも有難う、こんなに静かなのは久しぶりね」―― 心の中でつぶやきました。 真夏の花の芙蓉もさすがにぐったりとしています。庭の緑もいつ…
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『 酷暑 』

容赦なく照りつける太陽に、「もういい加減に雨を下いさよ」 と いいたくなります。 本当に今年の夏は雨の降ることが少く 夕立すら降ってくれません。その割に「渇水」「琵琶湖の水不足」と言う言葉があまり聞かれないのはどうしてなのでしょう。 そうした一方で、水害がおこるほど降っているところもあります。狭いようでもやはり 一つの「国」ともなると それなりにいろんな気候が存在するのですね。 般若林の庭の木々の…
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『 未だ梅雨(いまだつゆ) 』

いつになったら、すっきりとしたお天気になるのだろう ―― 。むしむしとした暑苦しい気候に いささかうんざりしています。でも、雨は降っても大きな水害もなく過ごせていることに感謝しないと、被害をこうむられた方々に申訳ありません。本当に沢山の方が大変な思いをなさっていると思うと胸が痛みます。一日も早く、元のくらしを取り戻されますように。 お蔭様でおさだ塾は、平穏な日々を過ごさせていただいて居ります。ここ…
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