最近の更新

『 雨降り 』

今日は雨 ―― 。 雨の日の般若林は とても静かです。自然のままの土のお蔭でしょう、雨のはねる音がしません。でも時折り、雨だれがささやかな音をたてて屋根からすべり落ちます。 ここまで書いて気づきました。灯油ストーブが静かな燃焼音をたてて、部屋に暖をくれていたのです。まわりの音が聞こえないのも、このせいかもしれません。目で雨だれをたのしみ、ストーブでおだやかな暖をいただき、聞こえない音に耳を澄ませる…
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『 おこし下さい 』

雲一つない青空 ―― この言葉にぴったりのお天気が続いています。 ここしばらくすっきりとしたお天気の少い秋でしたが、やっと「あゝ、秋の空」と思える昨日今日です。 おさだ塾では今、十二月の「小さな小さな発表会」の準備に入っています。日頃、なにかとお世話になっているお方、家族、友人など、近しい方々をお招きしての、ささやかな発表会です。 この発表会は塾生たちだけで考え、脚本を書いたり演出したり、お互いか…
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『 御礼 』

ありがとうございました。 第四十三回、秋の「町かどの藝能」公演を無事おえることが出来ました。「無事」といいましたが、初日から雨にたたられた、とてもややこしい公演でした。曇り空ながら、なんとかいけるかな、と思っていると急にパラパラと降って来たり、降りそうだなと思っているとぼんやり日が射して来たり ―― 。 そして最終日、とうとう朝からの雨になりました。小さな劇場公演の出来る稽古場のお蔭で、お客様には…
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『 雨降り 』

午後から降り出した雨が、今も静かに降り続いています。 ゴボッ… ゴボッ… 建物と雨が作り出す規則正しい小さな水音が聞こえるだけで、時が止まってたように静かな般若林。今日は稽古も夜までなく、皆、それぞれに外廻りやチケット販売の為に出払っているのです。 こんな静かなひとときは ほんとに稀で、別の世界に来た感じです。久々の本格的な雨降りで、庭の木や草はぐんぐん水を吸いこみ、嬉んでいるのを感じます。「自然…
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『 一会 』

相国寺様のお池の名残りの蓮も、とうとうおわりの時を迎えています。蓮の名前の元となった蜂の巣のような花の跡、それらが皆、南へ顔を傾けています。太陽へ向かう植物の本性が、枯れたような蓮にも見られて、これが自然というものなんだなと改めて感じさせられます。 たそがれ刻の蝉しぐれもすっかり影をひそめました。時折りツクツク法師が「 つくづく惜し、つくづく惜し」と鳴くだけ ―― 。でも今日あたりは、それももう聞…
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『 豊かな自然 』

日本のあちこちで、激しい雨や雷の被害が起こって居ます。京都でも、明け方近くによく雷の鳴った日がありましたが、幸い被害は出ていないようで、有難いことでした。 九月一日は防災の日です。関東大震災のあった日ですが、以前は二百十日と言われていました。又、二百二十日という言葉もあります。前にもいいましたがこの日の頃に大きな台風がよく来るから気をつけよ、といった意味でいわれたのです。 近頃は気候まで気が早くな…
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『自然災害』

よく思うのですが、京都は本当に災害の少ない町です。 水害とか山崩れとかもあまり聞きませんし、台風が来ても何故か一寸それてくれます。長く王城の地として在ったのも、こんなところに理由の一つがあるのかも知れません。 近頃は二百十日とか二百二十日という言葉も、あまり聞きませんが、昔は誰でもが知っていたし、よく口頭に上る言葉でした。若い方の為に説明すると、立春から数えて二百十日目(九月一日)、あるいは二百二…
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『 夏休み 』

般若林の玄関で カナカナが鳴きました。 ミンミンぜみはよく鳴いていますが、カナカナの声は久しぶりです。もう秋がすぐそこに来ているんですね。 そういえば芙蓉の花も咲きました。暑い暑いといっている夏も、もう間もなく去っていくようです。 八月は出会いと別れの月とおっしゃった方がいらっしゃいます。御先祖様を迎え、送る ―― 。そして季節も又 夏から秋へと移って行きます。子供たちの楽しい夏休みも間もなく終り…
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『 暑いですね 』

ここしばらくの猛暑つづきに、かなりうだっています。 京都の夏は暑いと、よくわかっているのですが、それでもついぐちをいいたくなる、うっとうしい暑さです。カラッとした真夏の暑さが恋しくなるほどです。 それにしても変な気候というか、梅雨なのかどうかもわかりづらい、いやな近頃です。でも豪雨被害にあわれた方々を思うと、とても愚痴は云えません。 災害の少ない京都に、感謝あるのみです。 「絵本の読み聞かせ」講座…
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『自然はえらいねぇ』

六月下旬から咲きはじめた相国寺様のお池の蓮が、今まさに真っ盛りです。 他の花のように色数こそ多くありませんが、それでも紅蓮、白蓮、そして黄味や青味を帯びた蓮たちと、それぞれの趣きも鮮やかに、豊かに、でも静かに咲いています。 お池の面(おもて)だけでなく、廻りにもぐるっと大きな鉢が並んで、見事です。 未草(ひつじぐさ)ともいわれる睡蓮のように、朝開いた花が午後三時ごろ(未の刻)にはおおかた花びらを閉…
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